自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

病識(自分が異常な精神状況であるという認識)がない

精神疾患は、

幻聴があろうと幻視があろうと、

それが異常なことだとは思いません。

 

それが疑いようもない現実であり、

「そんなことはありえない。

そんな声は聞こえないし、

そんなものは現実にないじゃないか」

 

という声の方がニセモノなのです。

 

 

しかし、この状況や、

自分が見えないはずのものが

見えたり、

聞こえないはずのものが

聞こえる。

 

自分は異常な状態にあるのだ。

 

と認識することを、

「病識」といいます。

 

統合失調症などでは

この病識の出現が、

状態が改善していく

ひとつの指標ともされ、

 

 

病識が生まれないまま

何十年も入院し生活している人も

います。

 

 

精神疾患だけでなく、

たとえば脳血管障害を患い

視界の半分を認知出来なくなった人が、

 

「ああ、自分は視界の半分を

認識するのが困難なのだ」と

分かると、

 

その左半分を認識するために

改善が期待できるように

なっていきますが、

 

そうでないと、

いつまで経っても

残存したままのこともあります。

 

もちろん、

これは病識の話とは異なるものですが、

 

なんにせよ、

「自分は、ここが

異常なのだ」

と認識するということが、

その部分が改善するかどうかの第一歩であり、

 

認識できないと、

改善の必要性すら感じません。

 

 

自己愛性人格障害の場合、

特に、モラルハラスメントをすることで

責任を負わなくてすみ、

心が必要以上に痛めつけられるのを

避け続けられるわけです。

 

だから、

「治さないほうが好都合」であるため、

余計に治るきっかけが失われやすいのです。

 

そのため、

病識が出てからはカウンセリングなどが

有効になる場合もありますが、

 

 

病識が出ないうちは、

誰がどのようにして改善を図ったとしても、

まったくの徒労に終わってしまいます。