自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

自己愛性人格障害は改善するのか?③

そして、自己愛性人格障害の改善に

一番大切なこと。

 

 

これも常々考えていることなのですが、

というか配偶者の自己愛性人格障害を

治そうとしている人は別に

信じなくてもいいようなことなのですが、

 

「配偶者(被害者・ターゲット)がいる限り、

自己愛性人格障害が治っても、

理想的な生活は送れない」

 

・・・と思っています。

 

 

つまり、

「配偶者のモラルハラスメントだけが

嫌だ。

嫌がらせさえなければ、

本当に理想のいい夫(妻)」

 

と考えている人も多いですが、

「改善しなければ被害者が地獄、

改善すれば加害者が地獄」です。

 

 

まず、被害者という自己愛の肥大を

招くような人物がいる限り、

自己愛性人格障害は改善しません。

 

改善しなくても、

自分の責任を引き受けてくれ、

仕事も率先してやってくれる

からです。

 

簡単に支配できるし、

動かない場合も、威嚇すれば

動いてくれるからです。

 

そんなターゲットを目の前にして、

治す必要などどこにもありません。

 

 

そして自己愛性人格障害者が

配偶者を決める基準はひとつ、

「モラルハラスメントができるか・

そうでないか」です。

 

「愛しているから」ではありません。

愛していれば、そもそも

モラルハラスメントはしていません。

 

モラルハラスメントは甘えでもなんでも

ないからです。

 

ですから改善したらしたで、

加害者の姿というのはどんどん

変わってゆきます。

 

魅力的とはいえなくなってくる

かもしれません。

 

加害者が自覚し始めたら、

加害者自身は苦悩の連続です。

自己愛憤怒との戦い、

本当の弱い自分との戦いです。

 

それでも被害者が加害者を愛して

いても、

加害者は改善すればするほど、

「一緒にいたのは愛していたからでは

ない」

 

というのをはっきり自覚し始めます。

 

 

しかし、

被害者は今まで自分のひどい我が儘を

受け止めてくれていたので、

言うに言えない状況が

続く・・・ということもあります。

 

つまり、自己愛性人格障害者は

愛していると「偽りながら」

被害者と一緒にいる羽目に

なるのです。

 

 

ですから、

被害者が加害者を愛している

場合は、

「モラハラさえ治れば」と

考えるのも構いませんが、

 

愛していない、惰性、踏ん切りがつかない、

いまさら離れるのに罪悪感があると

言う場合には、

 

結局改善したとしても

こういう要素があるということを

心に留めておいても

いいと思います。

 

結局、改善するためには

「病識」が必要ですし、

その病識が出るための手段というのは

誰も知りません。

 

精神科医でさえ、

「薬物療法・認知療法・作業療法」という

漠然とした答えしか

出していなかったりするのです。