自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

自己中心的でなくてはならない

自己愛性人格障害者は、
自己中心的でなくてはなりません。


しかし自己中心的というほど
確固たる自分を持っているかというと、
そうでもありません。


むしろ自分というものが
なさすぎる人たちです。


あれだけ自己主張を繰り広げるのに、
あれだけこだわりが強いのに、
自分を持っていないなんてありえない。

なんて印象をお持ちの方も
いるかもしれません。


ですが自分というものがないため、
一人で生きて行くことは
出来ません。


必ず比較対象となる誰かを
従えていないと、

自分というものが透明すぎて
見えなくなり、
生きていけなくなります。


「誰かより偉い」から
果てしなく偉い人間だと思うことが出来、
「誰かより正しい」から
自分が法律にさえなり得ると思い込める。


逆にその「誰か」がいなければ、
正しくもなれず偉くもなれず、

本当の自分と向き合わなくてはなりません。


それは自己愛性人格障害者が
一番避けたいことです。


とにかく、
自己愛性人格障害者は、
幼い頃に「自分というものを
出すこと」を
許されていなかった
人が多いです。


子供はまず親に愛されて、
その愛を自分に取り込み
その愛で自分自身を
愛することが出来ます。


自分を愛するといえば大げさですが、
それで満たされてこそ
満足し、他者を愛することが
出来るのです。

それが心の発達です。


ところが、幼少期にその機会が
失われると、

「自分で自分を愛すること」
を必要以上に求め、
他人への愛に移行できません。


親からもらえなかった愛を、
あとから取り戻すようなことも
出来ません。


しかし自己愛性人格障害者は
そのときに、与えられなかった何かを
いつまでも補填しようとします。