自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

褒めるとどうなるか

自己愛性人格障害者を褒めると、

「図にのるだけ」とか
あるいは「きっと満足して優しくなる」とか
そういう答えも返ってきそうなところですが、


「褒めた相手」にもよりますし、
「どのように賞賛したか」、
「何について褒めたのか」にもよります。


自己愛性人格障害者は、
とにかくいろいろな言動に対して、

「相手を蔑むきっかけになるか」
「自分を上に見せるきっかけになるか」
「自分が被害者側になれる
きっかけになるか」

ということを即座に判断して
咄嗟に返すことができます。


もし、
褒めた相手がターゲットであったら
どうなるでしょうか。


そのターゲットに対して
まだ距離を縮めることを
していないタイミングであれば、

誉められたことを
他の人に吹聴するかもしれません。



距離が近すぎて支配が完全に済んでいる
タイミングだと、
相手を本当に蔑んでいる段階ですので、

「奴隷のように思っている人間が
この自分に向かって褒める権利があると
勘違いしている」
と捉えられ、
一気に攻撃されるかもしれません。


謝罪も同様で、
「思ってもいないくせに
わざとらしく言うな。
馬鹿にしているのか」
と怒り出すこともありえます。


特に自己愛性人格障害者は、
相手を褒めたい感情もないのに、
反動形成という防衛機制が
働き、

「褒めたほうがいい状況」
に置かれると、
大嫌いな人間でも相手を褒め称える
(わざとらしい表現で)
こともあります。


そういう心の働きを
彼ら自身が行うので、

投影が起こりやすい
ターゲット自身に言われると、

「思ってもいないくせに
何か企んでいるんだろう。
馬鹿にしやがって」
と感じてしまうことか
多いわけです。



距離がさほど近くもない他人に
誉められると、
「やっぱり自分は能力があるのだ」と
優越感を強化するきっかけになるだけで、

「奥底に潜む強い劣等感」
を本人が自覚出来ていないため、
そこを補充することにはなりません。


ですから褒めることが
自己愛性人格障害者が
症状が改善するきっかけには
なる、とはいえないのです。