自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

自己愛性人格障害者は「キレることができる」瞬間を待っている

自己愛性人格障害者は、

何か不満を持ったときに

一気にキレる、かというと

一概にそうとは言えません。

 

「キレる」ような事件があれば、

「キレられる」タイミングで

「キレられる」相手に対して

キレます。

 

逆にいえば、条件が揃わないと

「キレる」という行動には至らない、

ということです。

 

このブログでもたびたび

お伝えしているとおり、

 

自己愛性人格障害者は

些細なことでキレます。

 

よく「キレやすい」と呼ばれる人たちは

第三者からみて

「なぜそんなことでキレるのか?」

「怒るのはわかるけど、

なぜ毎回爆発するまでに至るのか?」

 

というところに疑問を

もたれやすいです。

 

自己愛性人格障害者でなくても、

そういう人たちは、

「八つ当たり」に近い状態に

なりやすいといえます。

 

たとえば、何かしら鬱憤がたまっていて、

たとえばお金がなくなったのは

自分のせいなのに、

いつもATM化している人が

お金を渡してくれなくなると

 

「なぜ金を渡さないんだ!

こっちには生活があるんだぞ!」

と「爆発してもいい理由」にして

爆発してもいい相手に爆発する。

 

「思い通りにならない、ならない、

ならない・・・」と考えていると、

強くでれば思い通りになりそうな

人間には、

「強くでるために」とにかく怒って、

思い通りにしてやりたいという

心理が働きます。

 

キレられて、暴言を吐かれたり

暴力を振るわれるよりは

金を渡したほうが早い、と

相手が思うだろうという

考えがあるからです。

 

大体の人間は強めに出られると

圧力に屈して相手の言うとおりにします。

 

 

自己愛性人格障害者の場合は、

あからさまな「圧力」で

相手を「屈服させる」というのは、

いかにも悪者のようで

それはできません。

 

自分は強い上に、「正しく」なくては

ならないのです。

 

ですから、いかにも正しく見えるために、

「モラルハラスメント」を使います。

 

それは「おい!

こっちは生活がかかってるんだぞ!」

というキレる脅迫ではないのですが、

 

「思い通りにしたい」という部分では

何も変わりがないので、

別の形での脅迫になります。

 

「自分が悪くない」ようにみえる

形での脅迫です。

 

「ああ・・・また仕事がうまくいかない」とか

「毎回毎回困窮するなあ」とか

そういう形です。

 

「金を出せ」と言っているわけではありません。

 

相手が、こちらが困っていることを

察して「今月の生活費はいいよ」とか

言ってくれることを

願っているわけです。

 

が、これはもちろん

言葉を変えただけで、

「思い通りにしたい」という

強い欲求はものすごく

強いわけです。

 

自己愛性人格障害者は、

慢性的に「思い通りにならない」

という気持ちを抱えていて、

とにかく「思い通りにしたい」という

気持ちは常人の比にならないほど

強いからです。

 

ですから、被害者が自己愛性人格障害者の

意図が分からないときも、

分かっていてあえてお金の話をしないときも、

 

「こいつはこのままだと

金を出そうとしない」と

どんどん思い通りにしたい欲が

表面化してきて、

 

「ねえ、言っている意味分かってる?」とか

「こっちはお金がないって言う

話をしてるんだよ?」

と直球を投げてきます。

 

さらに

「これだけ困ってるのに平気なの?」

「あなたはお金自由に使えていいよね、

こっちは我慢しているのに」

「もしかしてこっちが困っているのも

理解していないんじゃない?

発言の意図を読むよう努力しなよ、

大人なんだから」

 

という段階に進み、

 

それでも被害者が思い通りにしないようだと、

他の八つ当たりと同じく

「いや、なんでこっちだけ

そういう想いして生活しないといけないんだよ!」

「コミュニケーションがとれないやつは

大嫌いだ!」

とキレ始めます。

 

ここでも、

「金出せよ!」と

キレているのですが、

 

直接そういうのは自分が人の金を

とっていると認めているも

同然なので、それよりも

 

「普通なら相手の発言の意図を汲み取って

金を出してほしんだなと察するのが

コミュニケーション能力がある人間だぞ、

お前はそれもないのか」

「人の発言を深読みする頭もないのか」

「パートナーの苦しみも分からないほど

愛がないのか」

 

という責め方をしたほうが、

「金を出さないお前のほうが悪い」

「金を出してもらえないこっちは

可哀想」という形になるわけです。

 

それでもダメなら

お金を出すまで大騒ぎするか、

暴れだすかです。

 

自己愛性人格障害者は

爆発する割に

「キレられる理由を探して」、

キレてもいいタイミングで

キレているだけなので、

 

むしろ「キレる瞬間を待っている」

ともいえます。

 

 

とにかく「金を出させる」ことが

思い通りになる、ということですから、

思い通りにならない・・・つまり金を

出さない、という時点で

相手は悪者になります。

 

 

しかしそれだけで悪者にするのは

それこそ悪者ですから、

 

段階を通じて

「こんなに丁寧に言っているのに」

「こんなに分かりやすく困っているのに」

出さないお前はコミュニケーション能力がない、

愛が無い、

可哀想な自分を助けるモラルすらない、

 

ということにして、

金を出さない相手が悪者で、

自分はキレる(厳しく指導する)権利がある、

という形にこだわります。

 

自己愛性人格障害者が

キレていればいるほど、

自己愛性人格障害者の中では完全に

 

「愛がない」

「可哀想な人を助ける心もない」

「人の心を察する能力がない」

「言葉の意味も理解していない馬鹿」

「自分は十分譲歩して伝えたのに

それすら汲み取ろうとしない」

 

相手が極悪人、

そんな人間と一緒に住まわされる自分は

可哀想な人間、として

出来上がっている、ということです。