自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

自意識過剰にみえる自己愛性人格障害者

自己愛性人格障害者は、

自意識過剰にみえる場面が多々あります。

 

たとえば、このサイトにもよく挙げている、

「ささいなことを自己愛の強化の材料にする」

「ささいなことで被害的になる」

という特徴が、自意識過剰にみせるひとつの要因です。

 

「もっとがんばれよと上司に声をかけられた、

自分はそれだけ期待されている人間なのだ」

「もっとがんばれよと上司に声をかけられた、

無能の分際で人にがんばれよなんてよく言えた

もんだ、自分を馬鹿にしているに違いない、

無駄口を叩くな」

・・・というパターンもありますし、

 

「あのクライアントは自分のところに

理由をつけて頻回にくる、

自分に気があるんだろう」

「今日は仕事のモチベーションが上がって

いいペースで仕事をしていたのに

いいところで来客があって邪魔が入った。

あいつがくるときはいつもこうだ、

狙ってきてるんじゃないのか」

 

・・・というパターンもあります。

 

 

共通しているのは、

「相手の意思がどうであれ、

すべてが自分に関連している出来事だと

思い込む」

ということです。

 

 

自己愛性人格障害者は、

「思い込みたいこと」を事実として

捉えますから、

 

「そう思い込んだほうが都合がいいこと」

を思い込むので、

自分と関連しているように思い込むのは

必然といえます。

 

ですから好きな相手には

「あ、また来てる。自分に気があるんだな」

と思い込み、「いや、ただ業務で来てるだけだろ」

という考えはほぼ思い浮かばないような

仕組みになっていて、

 

そういう相手に完全に振られたりしていると、

「なんだまた男(女)漁りにきてるのか。

どうせこっちに見せ付けるためだろ。

イライラするな。視界から消えうせろ」

という考えになり、振られた傷より怒りのほうが

勝りやすくなります。

 

もちろん、振られる前も後も

「ただ業務で来ているだけ」であっても、

自己愛性人格障害者にとってはそうは見えません。

 

振られたパターンだと

「男(女)漁りにきている」というのが

自己愛性人格障害者の中での

決めつけになっているので、

 

それを周りに言いふらしたりすることも

あります。

 

 

ただ、「誰かに何かをいわれた」

「誰かが何かをした」

というのは、

自己愛性人格障害者でなくても

「自分は好かれている(嫌われて

いる)のでは?」と思い込みやすい

要因になります。

 

いろんな想像をして身を守る働きをしたり

するのが人間だからです。

 

 

しかし自己愛性人格障害者だと、

「あいつはいつも自分のモチベーションが

高いときにやってくる。

きっと自分の邪魔をしにきてるんだ」

「こういう時間帯を狙ってきている」

・・・という、かなり無理な発想になりやすくなります。

 

無理、というのは、

「現実的に無理ではないか」

「そこまでして、相手のメリットはない」

と思われることです。

 

自己愛性人格障害者のそばにいる被害者は、

彼・彼女らのこういう発言を聞くことが

多くなってくるので、

 

被害者にとっては「あまりにも自意識過剰」

「相手にとって、この人はそんなに重要な人では

ないはず」と思う機会が多くなります。

 

 

そして、「急に雨が降ってきた!

何だ!すべての予定がパアじゃないか。

もうここまでくると、誰かが意図的に

やってるんじゃないかと思うよ」

・・・と言い出すこともあります。

 

晴れているとき、門出だと思い込む。

あるいは、日差しが暑すぎて天さえ

自分をいらいらさせようとしていると

思いこむ。

 

雨が降るとき、誰かが邪魔していると思い込む。

あるいは雨降って地固まるということだ、

これは天からの恵みの雨だと思い込む。

 

そういう気分、などではなく

そう思いこむわけです。

 

自己愛性人格障害者は、

なんでも材料にします。

 

ただの天気でさえ自分の思いたいように

思える材料にするのですから、

 

人の意思など関係ありません。

 

現実的にありえないことでも

すべて自分に関連していることだと

思いこむのです。

 

 

「さっき車の急ブレーキの音が聞こえた。

がんばりすぎている自分にストップを

かけようとしているんだ」

これは、頑張らなくていい材料を

「車の急ブレーキ」に求めているだけです。

 

 

こういう症状が強くなると、

「関連妄想」に発展していき、

 

余計に自意識過剰に見えるようになります。

 

もっと精神疾患よりになってくると

「車の急ブレーキ」が実際なくても

幻聴として聞こえるようになったり

クラクションになったりするかもしれませんが、

 

「自己愛性人格障害者」のまま

自己愛にこだわっている間は

あまりそういうことはないでしょう。