自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

自己愛性人格障害者の被害者の後遺症

後遺症については以前も書いたのですが、

自己愛性人格障害者からモラハラ被害を

受けた人というのは、

 

「自分は間違ってない!」と自分の弱さゆえに

無理に自分を正当化したりとか、

「自分はなんであんな人に

ついていってしまったんだろう」と

自己否定の時間に入ったりします。

 

モラハラに遭っている間は

なかなかこういう考えに浸ることは

出来ません。

 

なぜなら、次から次にモラハラ被害というものは

襲ってくるので、気を張って生きていなくては

やっていけないからです。

 

被害者が「いや、それでもこの人は

私がなんとかします」

「自分はこの人を愛していて

ここにいるのだ」

と思い込もうとする、いわゆる洗脳状態が

強くなるときというのは、

 

被害者自身がモラハラに遭っていると

認識すると辛くなりすぎて、

そこから逃げたい、その事実を否定したい、

ただの暴力暴言男、ヒステリー女ではない・・・

という過剰適応が招いた事態ともいえます。

 

どちらにしろ頭の中に混乱を招いているのですが、

現在進行形でモラハラを受けているときというのは

自律神経の失調はみられるものの、

過緊張状態が続いていて臨戦態勢に入っているので

そこに気を向けている余裕がなかったりします。

 

ですので、

被害から抜け出した後というのは

身体的な後遺症、精神的な後遺症に

悩まされることでしょう。

 

自分が原因だと思った場合でも

他人が原因だと思った場合でも、

どちらも他人と接することも

恐ろしくなり人と距離を置こうとする

こともあります。

 

自分が原因ならまた同じことになると

考えますし、

他人を信じなくてもそれはそれで

また同じ事態になる、

ならばもう人と接しないほうがいいという

防衛本能が働くからです。

 

モラハラを一度受けると、

自分自身がまるで惨めで生きているのが

みっともない人間に感じてしまいます。

 

その反発心として「いいや、自分はそんな人間

じゃない!」

という声を上げ続けることもあるかもしれません。

 

ただ一ついえることは、

どちらのパターンでも心を抉られてしまっていて

モラハラにずっととらわれてしまっている

ということです。

 

何が問題かというと、

「モラハラで自分の自尊心を

傷つけられた」事が問題なのですが、

ターゲットになる人というのは

そもそもが「モラルハラスメントを

直で受けやすい人」であり、

つまりは自分を大事にするよりも

自分の感覚を大事にするよりも

義務感とか愛とか正義とかモラルとか、

そういうことばかりに重きを置いてきたからこそ

ずたずたになるともいえます。

 

それを守ることで人格を保ってきたのに、

それを打ち砕かれた、自己愛性人格障害者に

見透かされたような気分になり、

自分に自信がなくなるのです。

 

けれどもターゲットが自己愛性人格障害者に

惹かれたのも、

ターゲットから逃れたあとも

そういう思考になるのも当然のことです。

 

「自分って、本当になさけない」

と打ちひしがれるのはその個人の問題ではなく、

そういう思考の持ち主、いわゆる

「被害者気質」を持っているからというだけです。

 

それらの後遺症に悩まされている自分を

情けなく思うのももちろん必要な時期もありますが、

それは結局

「あんなのに引っかかってしまった

常識はずれの自分」という常識をまた

自分に当てはめようとしているだけなので、

それよりも自分を育てなおすのに

必要な本来の課題を遂行していくほうが

よっぽど理にかなっているといえます。