自己愛性人格障害の闇。

自己愛性人格障害の闇について紐解いていくブログ

二極化志向はなかなか改善しない

二極化志向というのは、

自己愛性人格障害者でいう「白黒志向」のことです。

 

白か、黒しかない。

グレーは認められない。

 

100点でなければ価値に値しない、

0点と同じである。

完全に正しくなければ間違いと同じである。

そういう考え方のことです。

 

こういう考えを持つ人というのは、

自己愛性人格障害でなくとも

結構います。

自己愛性人格障害者のケースは非常に極端で、

100点を出せない場面では完璧な自分というものが

崩れてしまうと無意識で感じ取ると

なんとかしてその場面を避けよう(自分が悪者に

ならないように)とする

状況を作り出すのですが、

 

完璧主義な人間、

完璧にやらない自分は本当に

価値がないと思っている人間というのは

一つ一つのエラーというものに敏感になり、

そのエラーを指摘する環境や他人を

敵視しがちです。

 

この根本には、

ストレスを与えられる状況にもう耐えられないとか

ストレスに晒されすぎてそれ以上の負荷がかかると

限界が来てしまうとか、

そういった状態の人間が失敗したときの

恐怖を考えないようにするために

「自分はできるはずなのに」と考えこむ性質があります。

 

本来、失敗する要素があることも十分に分かっていながら、

しかしそれを自覚してしまうと失敗する可能性があることすら

耐えられないために、

それを考えないようします。

 

その結果、何が起きるかというと必然的に、

「(失敗なんか考えるだけで怖すぎる。だから

考えない)じゃあ、成功するはず、成功するべき」

という考えが浮かびます。

 

自分に自信のなさすぎる人間ほど

これが顕著になり、

「自分なんて価値のない人間」と

自分で自分をさげすんでいる割に、

 

自分の理想の愛とは違った愛しかくれない相手に対して

「もっと愛してよ。なんで愛してくれないの?」

と言います。

 

自分が自分を愛せないのに、

交際相手や結婚相手、不倫相手にそういうことを

言ってのけるのは、

「どうせ誰も愛してくれない・・・・・・・・

けど(本当は自分が愛されていないなんて思いたくない、

そんな可能性を考えることすら排除したい)

→自分は愛されるべき存在」

と無意識に思い込むからこそ起こる現象です。

 

 

二極化現象というのは

様々な選択肢を失ってしまう「性質」でもあり、

二極化志向を改善させるというのはなかなか

難しいことでもあるのです。